シルクスクリーンの感光乳剤はどれを選んだらいいのか
シルクスクリーンの技術で最も重要な感光乳剤。
シルクスクリーンはこの感光乳剤を紗(メッシュ)に
塗り、紫外線をあて感光することで細かいデザインを
表現する事が出来る。写真の技術の応用が活かされているのです。
道具の一つである感光乳剤の仕様を簡単に知っておかなければいけません。
(感光乳剤はネットで購入ができると思われます)
以下のリンクにオススメの購入先もUPしています。
初めてのシルクスクリーン印刷、迷わない道具の仕入れ先 - シルクスクリーン印刷 DIY部
まずは使うインク(水性・油性)によって
感光乳剤も水性用・油性用を分けて使用しなければいけない。
(水性・油性両用タイプもあったりします)
例えば、水性用の感光乳剤に油性インクで印刷した場合
せっかく作った版が崩れてしまったりする可能性があるので
使う用途により、種類に気を付けて購入する事が重要です。
あとは、細かなところで、メーカーや商品により
それぞれ出来上がり等に若干違いがるので、色々使いながら
自分の用途に合ったものを使用するのがいいでしょう。
DIY部では基本水性インクを使うのでおのずと
水性用の感光乳剤を使用しています。
今まで使った中で、それなりにいいんじゃないかと思うものを2点
紹介しておきましょう。
1点目がkiwoのAZOCOL,エッジが効いた表現ができ
解版(一度作成した版を洗い落とす)も容易にできます。
青色の製版が出来上がります。
2点目が栗田化学のSD-40
AZOCOLよりも少しだけサラッとした乳剤
日本製でとても扱いやすい乳剤。
黄茶色の製版が出来上がります。
次回はシルクスクリーンの枠(フレーム)に
関してのあれこれを。