【自宅で出来るシルクスクリーン印刷大学】カリキュラム⑤ シルクスクリーン 露光を失敗させない全て ”時間”と”距離”
※この失敗しないシルクスクリーン印刷の露光を成功させるには前回の
自作露光機を使用して下さい。
(同じ環境、同じ道具でする事により同じ結果を導けるためです)
露光の距離
シルクスクリーン印刷において露光をする際、もっとも重要なのに
初心者の人が分かりにくいのが露光の距離です。
今回私が皆さんに露光時間を教えるにあたり、一番簡単にそして
誰でもマネできるように、前回作成した自作露光機を使ってもらう事が重要です。
(前回の自作露光機のリンクは上記にあります)
その露光機を使う前提で露光機の高さ(つまり露光の距離)は
ずばりっ
29.7cm (約30cm)
誤差1センチぐらいなら大丈夫だと。
念のため露光機の全体の大きさもできる限り同じものを選択か自作して下さい
(縦48.3cm×横36.4cm×高さ29.7cm)
露光時間
シルクスクリーン印刷で露光の距離に続いて、もっとも重要なのが
露光の時間です。
初心者だったころの私は何回も何回も失敗をしてくじけそうになりました
時には水で流すと版が流れ落ちてしまったり、はたまた版が全然流れなくて
デザインが固まってしまったなど、全然原因が分かりませんでした。
そこで、皆さんには成功を短時間でしてもらい、いち早く失敗を克服
してもらうため、前回の露光機を使う前提で露光時間を伝えます。
ずばりっ
1分50秒~2分
(これ以上でもなく、これ以下でもない)
※因みに、今回印刷に使用したメッシュのカウントは110です。
【上記の条件で作成したTシャツ】
まとめ
今回、答えをサラッとお伝えしましたが
知ってれば、簡単です。
ただ知らなければ、迷路のように成功が見えてきません。
ここで重要なのは、全て同じように真似ををするというところです。
初心者の方は特に自分の判断で進めずに、同じ環境、同じ道具を
必ず使用する事により、一番最速で成功に近づけるのでそれを
忘れないでください。
【今回使用した道具】Tools
エプソンプリンター
ジアゾ感光乳剤
ブラックライト
ダンボール (近所のホームセンターで購入)
縦48.3cm×横36.4cm×高さ29.7cm
前回の自作露光機ブログリンク
シルクスクリーン印刷の露光機を自作しよう - シルクスクリーン印刷 DIY部
トトキリは、技術を皆さんに伝承をしていますが、皆さんは
いち早く技術を習得して、一番楽しく大切な自分の創作や
もの作りで副業など生産性を産むところへいち早く時間を
割いてもらえれば、私の経験も世の中の役に立つと思って
います、共にモノ作り楽しみましょう!