1分で製版が出来きて水いらず、シルクスクリーン印刷の超裏技大公開!!第二章 実践編
さあ皆さん、今回はシルクスクリーン印刷の超裏技の第二章(実践編)を公開していきたいと思います。
私は沢山の失敗などを繰り返しここまで到達しましたが、皆さんには最短で最小限の費用に抑えシルクスクリーン印刷の楽しさを味わってもらえればなと思い、公開する事になりました。今回のやり方は特に以下の方にはお勧めのやり方になると思います
オススメの人
・沢山の失敗を繰り返した、成功体験を作りたい
・簡単にシルクスクリーン印刷をやりたい
・実際に副業や仕上がりのレベルが高いモノづくりを目指している
・老若男女問わず多くの人に手軽にシルクスクリーン印刷の面白さを広めたい
・とにかく安く、簡単に手早くシルクスクリーン印刷をやってみたい
オススメではない人
・印刷のやり方に制限を持たず、色々なもの、サイズにチャレンジしたい
・技術をものにしたい人
こんな感じで、今回の裏技にマッチする人をサクッと箇条書きにしたので自分に合っているか見ておいてください。
始める前に、今回の裏技に必要な道具を大公開したブログは以下になりますので、見ていない人はチェックしておく事。
それでは早速、どのように裏技をするか実践編詳しく紹介していきましょう。
①道具
今回は第一章と大きく違うところは、製版をする時に必要な版下と言われるデザインを一切モノ化しないやり方です、つまりデジタル化をして世界中どこでもこの道具たちがあればハイクオリティーな仕上がりを可能にしてしまう、スーパー裏技なのです。
道具は全てこちらのブログから揃えれますので、今回はやり方をどんどん進めて行きます。
1分で製版が出来きて水いらず、シルクスクリーン印刷の超裏技大公開!!第二章 道具編 - シルクスクリーン印刷 DIY部
②デザインの準備
まずはデザインですが私はタブレットを使いAffinity Designerでデザインを自分で書き、それをPDFにして保存をかけます。
※もしJPEGで保存をして印刷をしてしまうと製版した時に縦に傷のような線が入ってしまいますのでPDFにて保存をする。
タブレットに以下のアプリをインストールしておく
MYX PRINTといって、今回使う製版機を始動さすために必要なアプリですのでインストールを忘れずに。Bluetoothによりタブレットと製版機が同期させて下さい。
アプリを開いたら
文書印刷をクリックしてPDFにて自分のデザインを選択
右下に出てくる今すぐ印刷というボタンを押せば製版が自動で進められていきます。
始めてする場合は、ここまでまずセッティングも済ましておいてください。
ワークショップで子供や大人がその場で描いた自分のデザインも直ぐに印刷
例えば、フリーハンドでタブレットを使いデザインを描いてもらったものをPDFに落として製版機で製版を進めることが出来る。
・今までは自分が事前に作った製版でしか印刷が出来なかったから自由度は無限大
・小規模スペースで外でもできる
・有線コンセントが常に必要なく、充電をして使える仕様なので、めちゃくちゃ自由度が広がる
③製版機にRISO デジタルスクリーンマスター 70P-32-12を入れる
製版に必要なRISOのスクリーンマスターを用意
製版機に入るサイズにスクリーンマスターをカット
※A4サイズより少し小さめのサイズが目安
製版機の横にあるポッチを下に押すと製版機がパかっと空きます
製版機の後ろからRISO デジタルスクリーンマスター 70P-32-12を入れる
※この際スクリーンマスターはツルツルした面(コーティングされている面)を下にして中まで入れて行きます。
こんな感じで、少しだけスクリーンマスターの頭を出しておいて蓋をカチッというまで閉めます。
④デザインを取り込んで製版
スクリーンマスターをセットできればあとはデザインを取り込むだけです。
※タブレットと製版機がBluetoothで同期させておく事
製版機の電源を入れて、②のデザインの準備は完了しているはずなので、後はアプリの画面の右下にある今すぐ印刷を押せば製版が開始されます。
⑤製版完了
うっすら見えますが、タイトルサムネにあるデザインが今回製版が完了しました。
一瞬で誰でも、世界中で出来てしまう!
自分の可能性を広げてしまう、もっとシルクスクリーン印刷を学んでみたいと思う第一歩にしてみて下さい!
⑥枠にデザインをセット
今回、用意した枠のアイデアは、Tシャツ君の枠を採用しました
誰でも簡単に、いつでも同じクオリティーで、スピーディーにもできる、これ以外に最適なやり方はないでしょう。
先程、完成した製版をこの枠にねじを使い締め付けてはめるだけ、原始的なので誰でも淡々と出来るはずです。
ねじを外して
枠に製版をおき、上と下で枠を挟みます
順にねじを締め付けて行きます
全てねじを締め付けると簡単に製版をピンと張ることが出来ました!
超簡単!
あとは無駄な部分をハサミでカットしておきます。
⑥さあ、いざっ印刷!
印刷する対象物を用意します。
今回使うインクはラバダインクこちらも道具編で紹介しているのでそちらをチェック!
扱いやすく、綺麗な色合いの印刷が可能ですよ。
今回は簡単な安いヘラをを使い印刷(ヘラが無い!と言う人は... あくまでも代用ですがクレジットカードのようなカード類でも印刷が出来てしまう)
完成!!!
どうですか?この仕上がり、いいでしょう。
これ、子供でも誰でも世界中で自分の家、外でのワークショップでもできる、皆の想像を更に自由度を増すことが出来る裏技です。
よかったら、皆もチャレンジしてみて下さい!
1点デメリットを伝え忘れていましたが、私も今回裏技を公開するまで失敗を重ねたので沢山の時間とお金も費やしました。
ただ、皆さんにはそんな沢山時間や無駄を出さなくても出来るようにしてもらおうと今回無料で裏技を公開しました。
ただ、1点道具の製品の品質は私も保証はできません。特に今回使用する、製版機はコスパを最大限まで抑えた中華製です。もしかしたら、まれに機械の当たりはずれはあるかもしれません、その当たりはずれを極力無くすためのやり方も、前回の道具編でも紹介していますが、リスクはゼロではない事必ず自分で理解して進む事忘れないでください。
もし、20万、30万、100万円と沢山のお金を持って始めれる方ですべてが完璧に整っている環境を求める方は、この裏技ではなく日本製の高級なやり方がいいかもしれません、自分でどちらがいいかはその選択を忘れないでください。
Youtubeで動画でもやり方を公開しておきました!
皆さん、またチャンネル登録やいいねお願いします、それではまたお会いしましょう!