シルクスクリーン印刷 DIY部

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iPad Proがシルクスクリーン印刷で使える時代に!

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 iPad Proを使ってシルクスクリーン印刷のコスパ力を最大に高めよう

まず最初に皆さんにこれだけは念頭に置いてもらいたい。ipad Pro(以下ipad)を使ってシルクスクリーン印刷をするアイデアはとてもコスパ力に長けていると、トトキリは長いシルクスクリーン人生で気づきました。ただ、使いやすさや、用途それぞれ個々であるはずですので、最適ではなく最良であると認識し、自身の判断でどの手段を使いシルクスクリーンを作成するかは決めてもらいたい。

 

※次回のブログでは使い慣れたパソコンで使える最新のデザインソフトを紹介、そちらはパソコンユーザーにとっては神アイテムになりそうです。

 

①なぜipadのアプリを使うのか

・結論に至ったポイント

  • コンパクトに簡単に色々な技術を使えるアプリが増えた
  • 一回の購入で長くその技術や機能を使えるので、安心してこれからも使える
  • お手頃価格でも同じような機能が使えるのであれば、そちらを選びたかった
  • Adobeを一年間利用する金額でiPad Proを買える時代になった(iPad pro+Apple pen)
  • iPadを購入<Adobeを毎年/毎月支払いの構図に気づいた

 

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(新品でもよかったのですが、私はこちらのiPad Pro 128G 9.7インチ+Apple Penのセットをメルカリで4万円で購入しました)


凄い時代になってきました。

驚きですが、イラストレーターと同じような機能のvector素材をipadのアプリでなんと無料で使うことが出来る時代が来たのです。

勿論、用途はシルクスクリーンのみならず、自分のイラストの勉強や実力を上げる為や普通にネットなども出来て、もってこいのマストアイテムになります。

特にシルクスクリーンで、繊細なデザインを作る時などは、写真素材のビットマップでは細かなエッジまでは綺麗に印刷が出来ません。一方、vector素材はどれだけ拡大・縮小しても常にデザインのエッジまで解像度を変えずくっりきり表すことが出来るので、シルクスクリーンには必要不可欠なグラフィック技術になります。(ぼやけてしまっては綺麗な版下を作成する事が出来ませんから)

 

なんと、そのvector素材が無料で作れるなんて。

 

Vectornator X

Vectornator X

  • Linearity GmbH
  • 仕事効率化
  • 無料

 

②なぜipadのアプリを使うのか

 実際、私はずっとAdobeのイラストレーターやphotoshopを使ってきました。なぜなら、使いやすさやシルクスクリーンをする上で必要な機能を使うことが出来ていたからです。間違いなく、シルクスクリーンを本格的に仕事にされている方は、イラレなどをメインに使われていると思います。

 

ただ、2019年で消費税が10%にもなり、Adobeの価格が更に上がって、最近はやりのサブスクライブ方式で支払う事になるので、Adobeのコンプリートプランなら毎年7万円程は取られていく事になり(イラレ単体とかならまだ安いですが、それでも3万程は取られます)これは少しコスパが悪いなと思いだし、色々自分で調べるようになり最後にipadに到達しました。

中には、イラレを毎日使う人たちだけではなく、たまにしか使わない、そんな方達にも優しい提案になればと思い、今回ブログでアイデアをシェアしようと思ったのです。

 

※少し美味しい話。

Adobeをどうしても使いたい人は、Googleで”adobe 認定スクール”とググってみて下さい、ほぼ全てのAdobeのソフトを格安で利用が出来ます(それでも4万/年ぐらいですが...汗)

 

UI(ユーザーインタフェース)の良さ

また、特になんでもそうですが長く使用していくと、その使いやすさは何よりも重要になってきます。Vectornatorは本当に直感的なインターフェイスになっているので、誰でも簡単に操作に慣れていく事が出来ると思いました。(イラレより間違いなく簡単です汗..)

使い方などは、Youtubeを検索すれば色々な人が教えてくれてますので検索してみて下さい。

 

しかも、ipadだけではなくMacのパソコン上で2019年今現在はVectornator Proとして、これもまた無料で使う事が出来るそうだ。(通常は980円)

私はWindowsユーザーなのでパソコンは基本Macは使用していませんが、Macのパソコンを使用している人はそちらも使ってみるのも悪くない。

 

更に、上を目指した機能や自分自身の出来栄えを望む人にはAffinity Designerというアプリも出ていて、ほとんどイラストレーターと同じようなインターフェイスで便利な機能が組み込まれているらしい。2019年12月の時点で1回の買い切り価格で1720円(常に価格は変わっているようです)

 

今回、実際にipadで無料のVectornatorを使ってシルクスクリーンの版下を作ってみた

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実際にVectornatorを使って版下を印刷してみたのが、上部の写真です。真っ黒で印刷し見た感じは悪くないのですが、実際にシルクスクリーン印刷をしている人で、この版下がよい物かどうかはすぐわかります、よく見ると文字が透けて壁が見えます。

iPadでは印刷の細かな設定が出来ないようです。

 

 

ここで、無料のVectornatorをシルクスクリーン印刷に使う綺麗な版下を作るには一つ工夫が必要です。

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これが、その工夫を施して印刷した版下。(勿論、プリンターは同じものを使用)

これなら、問題なく版下として使える黒の濃度が出ていませんか?シルクスクリーンをしている人からしたら、”お~これが無料で簡単にできるなら”と感じるはずです。

 

Vectornatorで黒が濃い版下を作るやり方

・Vectornatorでデザインを作成

・Jpegなどでそのデータを出力→データをパソコンに移動(私はパソコンはWindowsユーザーなのでwindowsのやり方のみシェアします)

・パソコンでそのままJpegを開くか、”ペイント”などのソフトでJpegデータを貼り付けて印刷をすれば、濃い版下を作成が出来ます。パソコンで濃い版下を印刷する設定の仕方を過去のブログのリンクで紹介しておきます。

www.silkscreendiy.com

 

 最後に

何事においても最小の力で最良の結果を産み出す事がとても大切だと思っています。

シルクスクリーン印刷をするためにも、自分のやりたい事に力を注ぐために、ベースとなる技術や道具などを、最良の物を選ぶ情報力もシルクスクリーンを長く続ける為にも、とても大切ですのでシルクスクリーンと共にどのように経費やお金を自分の好きな事の為に投資するかも頭の隅に置きながら進めると、自然に長く良いものをクリエイトできるでしょう。 大切なのは周りの人と同じように考えるのではなく、違う視点を持って物事を進める事、とても大切です。

 

因みに、シルクスクリーン印刷をするのにも今ではパソコンなどは必須アイテムです。ただ、時代は更に進んでいき、これから更にデジタルの物が加速し、先に知っていく人たちが、更にコスパを上げて便利になる環境を手にしていく事になります。

 

例えば、パソコンでイラストレータを扱うAdobeはデジタルの代表格ですが、ユーザの認知度や使用度は最上点まで達し更にそれに伴う使用料なども高くなっています。

実際は、パソコンではなくスマホやタブレットアプリを使用する事により、同じようなサービスなどが安い値段や無料で使える時代へと、どんどんシフトチェンジしていきます。

更に大手のAdobeなどはそのアプリ土壌にも今後更に参入していき、そのフィールドのユーザを囲い込むためにどんどん対策を打ってきます

つまり、これからはお金をたくさん費やせる方は別にして、少しでも経費やお金の使い方を工夫したい方はこれらの事を念頭にして少しずつシフトチェンジしていけば、これからの1年1年が結果的に自分のクリエイティブな物へ、効率よく費やしていけるのではないかと思っています。

 

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 (また、更にiOSアプリのVectornatorはデスクトップアプリとしてAdobeのIllustrator(.ai)形式での書き出しやCreative Cloudへのファイルの転送をサポートしています)

 

トトキリもまだ完全にiPadに移行は出来ていませんが、これからのコスパを考えて早めに移行をしていきたいと思っています。