シルクスクリーン印刷 DIY部

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パソコン1台とプリンターでオリジナルTシャツが出来る時代

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パソコン1台とプリンターでオリジナルTシャツが出来る時代

最近全然、ブログを更新できなくて済みません、今日は改めてTシャツビジネスで使われている最強ツールをご紹介します。

 

シルクスクリーンでは最強の人気を誇る、当ブログが今回取り上げたツールがDTG

日本ではその名もガーメントプリンターとも言われていますが、皆さん聞いたことありますか?

 

このサイトに来てくれている方ならTシャツビジネスと言えばシルクスクリーンだろと思う方もいるかもしれませんが、Tシャツビジネスにはデザインを仕上げる様々な手法があります。シルクスクリーンはその中の手法の1つですが、今日ご紹介するのはその手法の1つ、その名も...

ガーメントプリンター!

このサイトに来ている人には色々な印刷手法の知識や情報を取り入れて経験値として蓄積してもらえればと思っています。

 

因みに、以下がガーメントプリンターでTシャツに印刷を施したもの。

 フルカラーで版などは無しで、パソコンで作ったデザインを直接生地に印刷を施す、それがDTGになります。

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 by Midwest

 

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下地が濃いTシャツ等にもフルカラーで鮮やかに印刷が出きる 

 


エプソン社製ガーメントプリンター【SC-F2150】のご紹介 ユーロポート株式会社

 


【ブラザー公式】ガーメントプリンター GTXpro - 作例紹介篇 -

 

ガーメントプリンターのメリット、デメリット深掘り

もしガーメントプリンターを検討している人がいたら、以下の事に注意をしてメーカーや業者と事前に確認をし、納得したうえで進めていくのがよいでしょう。

特徴

仕上げ面

・黒や濃い色のTシャツ等にもフルカラーで印刷が出きる

 

作業面

・プレス機で熱処理をする必要がある

・濃い色のTシャツ等には白いインクなどをのせる為に前処理剤を散布する

 

スピード感

・多色刷りや、小ロットの制作には絶大なスピード感が発揮される

 

コスト面

・機械本体の初期投資はかなり高くなることは頭に入れておきたい

・インクのランニングコストがかかる事

 

スペース面

・機材を置く広いスペースが必要になる

 

メリット

・製版などをする必要がなくパソコンから直接デザインを下地に印刷できる

・フルカラー、白など多彩な色をデザインのまま印刷が可能

・パソコンが一台あればできる

・誰でもお金を払えば、印刷技術が直ぐに手に入る

 

デメリット

・機械やインクの購入、ランニングコストが高い

・パソコン一つで出来る、といったイメージだが前処理や熱処理等の工程も行わなければいけない

・プリンターのお手入れの手間が掛かる。インクが詰まらないようにノズルを随時綺麗にしたり、インクが固着しないようにお手入れも必要

・中古などの商品は特に仕上がりのクオリティーに注意をしたい

 

 

上記のように、素人でもすごい仕上がりを実現できるが、望んだ通りの仕上がりを長く常に出していくには手間もかかる事が分かる

 

商品は実際にEPSON、BROTHERでも販売されており

以下のリンク先では無料見積り、相談にも乗ってくれる。

 

また、仕様のタイプは少し違うが、RICOHからは熱処理と印刷機が一体になったものが以下のリンクから購入が出来る。

 

 

今回、紹介したTシャツビジネスの印刷手法は最先端の技術ですが、まだこれから発展途上の分野であると私は思っています。

世界中で印刷の分野は日々進化を続けていますので、皆さんも是非広い視野を持って取り組んでみて下さい。

 

一方、アナログ感はありますが、シルクスクリーン印刷の技術を手に職をつける事により、他の高額な物は必要とせず、長く自分の物にできる経験も着実に積み上げていく事が出来る、それらの地道なやり方もトトキリのこのシルクスクリーンのブログをで積み上げて行ってほしいなとも思います。